ブランコの練習

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ブランコ練習中。ひとりでは上手く漕げないので、腹ばいになってみたりと色々試します。でも、やっぱり座って漕げるようになりたい!と頑張るのですが上手く行かず。「ブランコの漕ぎ方を説明するのって難しいのよね。周りの子を見て自分で出来るようになるしかないのよね~」と、あるお母さんが言っていました。ヨ-ロピアンのお母さんが言っていたので、ちょっと驚きました。というのは、こっちの人たちって何でもかんでも言葉で説明できてナンボだから。ブランコも言葉で説明して教えちゃうのかと思っていました。

見取り稽古。技術は見て盗めとはよく聞く言葉ですが…。 何度か頼まれて、日本から武道の指導に来た先生の通訳をしたことがあります。日本の先生、分かるでしょ?こんな感じ。ハイ、訳して。って、そのまま訳したらこちらの人たちは怒ります。分からない!ちゃんと言葉で説明しろ!って。ちゃんとって言うのは、例えば、手首を直角に云々。言葉でキッチリ説明できないと駄目なのです。ほら、こんな感じ。はほとんど通用しないのです。

なんでこんなに違うのだろう?とツラツラ考えてみて、これはやはり歴史なのだろうなと思うのです。日本は島国で、言葉から何から、大体同じバックボ-ンを持った人たちが暮らしてたから、「ホラ、分かるでしょ」が通じてたんじゃないかしらん。こちらのように、言葉も宗教も違う人種同士の戦いで、国境線がコロコロ変わるなんてことはありませんでしたでしょ?こちらは、「ああ、あそこはドイツだったから」なんてのはよくあることです。 庶民を巻き込み、バックボ-ンの違う人種が戦うのです。その後、征服されれば、勝者側の言葉や宗教などを強要されるのは当たり前。全然っ、バックボ-ンの違う人たちにそれをやるのですから、「ほら、こんな感じ。分かるでしょ~」では通じないんじゃないかしらん。それこそ、力ずくでというのも多かったでしょうけど、全く異なった人種同士で伝える、理解を求めるとなると、言葉での説明力は不可欠だったと思います。

ブランコの見取り稽古中の息子を見ながら、つらつらそんなことを考えていました。ああ、日本て平和だったのだな~。と。 そういえば、平和の元々の意味って、力あるものが力で平定し秩序が保たれていることを言うのだそう。 昔は日本には武士がいて庶民を守ってくれてましたもんね。守られてる中で、庶民は生きて行けた。今はどうなんでしょ?武士はもういない。外国人はガンガン入って来てる...。今のままでは、見取り稽古してる余裕や時間..そのうち無くなっちゃうんじゃないかしらん。

063.gif日本って、世界最古の国なんですよね。だから、もし世界の要人が集まって食事をしたら、一番の上席は天皇陛下になるのです。だって、世界で最古だもの。伝統や歴史は、世界ではこれほどに重要視されているのです。 これだけ見ても、どれだけ日本が特殊か、世界がどれだけ...滅んでいるか...つらつらつと考えてしまいます。

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by natsu2015h | 2016-06-06 17:19 | 日々の雑感