子攫い

知人のスイス人警察官と立ち話しをしていた時、ふと誰もいない公園で出会った女の子のことを話してみようという気になりました。話してる間、なぜだか真剣に耳を傾ける警察官。私が話し終えると、「その子がどうかは分からないが・・・」と話し始めました。

今月一杯で、ミラノのエキスポが終わります。エキスポ付近で活動?していたジプシーたちが、北上して来ることが予想されていて、盗みなどはもちろんですが、子供を攫って行くことが懸念されているとのこと。「ある女性の話しだが、子供を攫われて八方手を尽くして探して、やっと見つけ出すも、母親は子供を見て、自分の子供だって分からなかった話しもある」。攫われた子供は、髪をザンバラに切られ、まったく印象を異にしていたそうです。

攫われる子供は小さな子。そして、すぐに働ける子。2,3歳位が危ないらしい。攫っても、自分や家族、住んでいる場所を詳細に分かってるわけではないし、まだ小さいのでそのうちに家族のことを忘れてしまいやすいから。攫われた子たちは、ジプシーの家族の一員のように見せかけ、店などで物乞いをさせられたりするとのこと。「以前に検挙したジプシーは、身分証明証を見たら、見かけは自分より老けてるのに、全然若いのに驚いたよ。それでほかの家族も、どうやら本当の家族じゃなかったみたいだし」「子供は攫って来た子ってこと?」に、「かもね」と。

どうやって連れて行くかには、「デパ-トや人の多いところは特に注意だよ。(上記に記した)子供を攫われたお母さんも、買い物をしてる最中に攫われたんだ。優しい声で、お母さんが呼んでるよ。って手を引いて連れて行くからね」。ほかにも、子供を使って子供を連れて行ったり....「公園で会った子がそうかは分からないけど、子供だからって気を許しちゃ駄目だよ。知らない子を家にいれても駄目。バッグも身に付けてなきゃ駄目だよ」

この話しに出てくるジプシーたちは、ミラノを寝床にしているそう。そういえば友人が、久々に訪れたミラノで、広大な空き地が移民やジプシーたちのバラックが立ち並ぶスラムになってて驚いたと話していたのを思い出しました。後に、バラック街のところで、頭を打ちぬかれた死体が転がっていたニュ-スも....移民、難民、ジプシー...欧州の厳しさを垣間見るに、移民や難民に門戸を開くことの怖さを感じます。

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Commented by chocottie at 2015-10-29 19:03
初めまして。
文化や歴史の違い、国の地理的な問題、日本で暮らすのとは違う生活を垣間見るようでなんだかハッとさせられました。
ちょこちょこお邪魔させていただきます。
Commented by natsu2015h at 2015-10-30 01:04
はじめまして。
そうですね、日本で暮らすのとはやっぱり違います。日本はなんて暮らし易かったのか。日々実感する海外暮らしです。

>ちょこちょこお邪魔させていただきます
お時間あるときにでも、寄っていただけると嬉しいです^^
by natsu2015h | 2015-10-29 17:45 | 子供 | Comments(2)