2015年 10月 01日
貼ったり、剥がしたり
モンテッソ-リから想を得た手作り玩具。アメリカあたりの人が作ってたのを見て、いいかもと昨年作ってみました。丸や四角の形に切ったフエルトにマジックテ-プを貼って、ダンボ-ルに貼ったり、剥がしたり。気が向いたときにちょっとづつ作っていて、出来た頃には、貼ったり剥がしたりの手の動きがすでに出来るようになっていた息子。時間かけて作った割りには、あんまり遊んでもらえずでした。
折角なので、友人が預かっている女の子に渡してみると、よく遊んでくれました。手の良い訓練になると友人も喜んでくれた一品。この女の子、私が初めて会ったときはさほどではなかったのですが、友人が預かり始めた当初は指がボ-ルのようにパンパンに腫れていたんだそう。というのは、親御さんが、生後半年まで、この子をベビベ-ットに入れっぱなしで、テレビの前に一日中放って置くだけだったとのことで、掴むなどの動きを全くしなかったために指が腫れ上がってしまったんだとか。
「子供に握らせる玩具ってあるでしょ?ああいうことってやらせないと駄目なんだよ」とは友人。預かってからは、掴むことや握ることから注意を払って遊びを通して訓練させ、やっとここまでにした友人。「でもね、まだ遅れてるんだよね」と。当たり前のことを当たり前にやらせないとどうなるか?やらせるべきときにやらせないとどうなるか?まだ少し腫れが残る指を見て、考えてしまいました。
by natsu2015h
| 2015-10-01 16:50
| 子供