タブレットで授業

フランスでは、小・中学校の授業でタブレットを使っているのだと、フランスでお母さんをしている友人が話してくれました。

日本でもジワジワとタブレットが勉強のツールになりつつあるようですが、やっぱりこれはプラスよりもマイナスの面が多いようです。フランスでは、授業でタブレットを使うも、テストは手書き。でも普段から書くという行為をしていないため、書けない子が増えてしまっているのだとか。そういった教育事情を反映してか、テレビのテロップや有名紙などでもスペルミスをよく見かけるようになったとのこと。

どうしてタブレットなの?に友人は、「フランスでは子供たちの持ち物が本当に重いんだよ。そのためって聞いたよ」と。学校に置き勉すればいいじゃないと返すも、「日本のように教室があるわけじゃないよ。生徒が先生のところへ毎回移動するの。ロッカーもないから大変だよ」。こういうのを聞くと、日本のように先生が移動する方がいいのだなぁと気付きます。子供たちが、毎回授業を全荷物抱えて移動するなんて負担が大きい。先生が移動する分には、自分が教える物だけ持てばいいですものね。

ほかにも、検索して見つけたタブレットを使う理由には、計算などはどんなにがんばっても機械に人間は勝てない。だったら計算などで費やす時間が勿体無いから、そういったものはタブレットで。機械に任せた分で浮いた時間を人間特有のひらめきや創造性を磨く時間に回す。子供が楽しめる、ゲ-ム感覚で勉強を進められる、調べ物がすぐできるなどなど。

私は、何か違うな?

と感じてしまいます。これは人を退化させるんじゃないでしょうか?

今は子育てに忙しくて中断していますが、リトミックの勉強をしています。ここでは、聴覚や視覚、体全体を使って学んだことを、最後に記憶を辿り、手で書く行為を通じて視覚化し残してゆきます。そこで私が実際に気付いたのは、最後に手を使って書くということは、学んだことを身につける上で非常に有効だということ、これら一連の作業を繰り返すことによって、脳と各器官の繋がりが強化されてゆくことです。

手を使い、書いて視覚化することは、脳にインプットする上で大切な行為だと思うのです。タブレット、便利ですけど、学校という子供たちが自身を訓練する場所において、これを常用、いや多用することが本当に子供たちのためになるのか・・私には疑問です。


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by natsu2015h | 2015-08-21 20:50 | 日々の雑感